市役所の現実

市役所を辞めたいと思ったら絶対にやるべき4つの行動

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市役所を辞めたいのに辞めれなくて悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

こんな人に読んでもらいたい

  1. 「自分は本当に市役所を辞めたいんだろうか・・・」
  2. 「辞めていいのかも分からない・・・」
  3. 「辞めたいけどどうしらいいか分からない・・・」

色々な人に相談してみても

「公務員を辞めるなんてもったいないよ!!」

「もうちょっと頑張ってみようよ!」




引き止められてしまって中々前に進めなかったり・・・


そうしていく内に自分ひとりで悩んでしまって

自分が何をしたいのか分からなくなってしまうことってありますよね。




何か仕事を辞める時ってこの様な状態になってしまうこともたくさんあると思います。

私は転職を3回程してますが、毎回毎回悩んでましたからね。

悩みすぎて、長い間何も行動出来ずにいました。

そんな自分が嫌になってしまって自己嫌悪に陥ってしまったりする日々でした。



しかし、結論から言うと

「市役所は辞めてもいい」


ということです。


ですが、市役所が恵まれている部分が多いのも事実。

無責任にただ辞めろと言っているわけではありません。



「自分自身で考え抜いた末の結論」




この場合は市役所を辞めても良いと私は考えています。

では、具体的に何をどの様な手順で考えれば良いのか、私の今までの転職経験から話していきたいと思います。

ラミヤ
現市役所職員が、転職経験を踏まえて話していきます。

市役所にも辛いことは多々ある

辞める前にするべき行動を記述する前に、皆さんに伝えておきたいことがあります。

市役所に勤務している皆さん

本当にお疲れ様です。

現在市役所に勤めている私は、皆さんが市役所でどれだけ苦労しているか身に染みて分かるような気がします。

市役所にも辛いことはたくさんありますよね。


窓口で理不尽なクレームをいれられ、長時間拘束されたおかげで夜遅くまで残業してしまったり。

しかも残業代出なかったりしますからね。予算不足で。

引継ぎも何もなく、いきなり

「市の職員」として当たり前の様に絶対的な回答を求められてしまったり。


辛くて相談しても

「別に公務員だし、恵まれてるから良いでしょ?」

こんなことをさらっと言われてしまったり。

やりたいことがあるのに、法律と前例主義でガチガチに塗り固められてしまっているため、仕事にやりがいを全く感じることが出来ずに辛い日々を送っていたり・・・。

市民にとっていいことをしているはずなのに、むしろ嫌われてしまったり。


頑張って成果も人より多く上げているのに上がることはない給料・・・



どれをとっても辛いと思います。

そんな中今まで頑張ってきた皆さんは間違いなく貴重な人材です。



それに市役所を辞めたいと思うのは全くおかしいことではありません。


現に私の職場でも年に3,4人は必ず希望退職をする方がいます。

実際に辞めている人数だけでこれだけいますから

「辞めたい」と思っている方はもっと多いはずです。



ですので、考えるべきことしっかり考え抜いて

それでも市役所を辞めたいと思ったら辞めてもいいんです。


ただし、今現在本当に追い詰められていて、考える余裕もない方はすぐ辞めましょう。

健康な体さえあればチャンスはまた必ず来ますからね。


それでは具体的な市役所を辞めるステップを一緒に考えていきましょう。

市役所を辞めたいと思ったらやるべき具体的な行動

市役所を辞めたいと思ったら皆さんに必ずやっていただきいことがあります。

一回きりの人生、後悔したくないですからね。


正直私もこれらの行動が甘かったせいで転職を繰り返してしまったんです。

ですから皆さんにはそうなってほしくありません。

ポイント

  1. 市役所の不満点を書きだす
  2. その中で妥協できるポイントを洗い出す
  3. 不満点を改善する方法を試行錯誤する
  4. 必要であればスキルを身に着ける


ではそれぞれ詳しく記述しますね。

市役所の不満点を書きだす

職場の不満点という物は自分で自覚がないことも多いため

紙でもデータ上のメモ帳でもなんでもいいので必ず書き出してください。

そうすることで今現在自分が感じている不満点を視覚で簡単に把握出来るため

思考が整理されます

ラミヤ
まずは不満点を洗い出してすっきりしましょう!



そうすると大きく分けて原因が以下の物に分類できるはずですよね。

  1. 給料などの待遇面
  2. 人間関係
  3. 主体性のなさ・やりがいがない
  4. 時間に縛られたくない

給料などの待遇面に不満がある場合

市役所の給与については皆さんも実感していると思いますが

どれだけ成果を上げてもそれを評価してくれることは少ないですよね。

決して多いとも言えず、少ないとも言えない金額が

1年に1度増えていくだけ。

ですので市役所においては、結果を出したり出世して給料を上げていくというのは難しいですよね。


ですが、だからといって容易に転職をするという選択はしない方が絶対に良いです。

そもそも本当に給料を理由に市役所を辞めるべきなんでしょうか?

成果によらず一定の金額が昇給していくというの恵まれているのは間違いないです。

特に地方の企業の場合は、昇給がほぼないなんてことも珍しくありません。

実際に私は関東圏から地方の転職を経験していますが、定期昇給がある会社なんてほとんどありませんでした。


ですので市役所の給料が低いと感じても

客観的に周りを見渡して、自分の給料が少ないか判断しましょう。

それでも給料が見合ってないと感じる方は

副業をするということも選択肢にいれましょう。

市役所で許可されている副業は以下の通り

  • 不動産投資
  • 株やFXなどの金融商品
  • 実家の手伝い
  • 依頼を受けコーチ業をこなし報酬を得る


これらであれば市役所に在籍しながらでも副業として収入を得ることは可能です。


考えなしで転職や退職するよりも、残業が少ない部署であればこちらの方がオススメです。

残業の多い民間企業に就職してしまうと副業の時間が限られてしまいますからね。


ポイント

  1. 成果によらず一定昇給があるのは恵まれてる
  2. 市役所勤務しながら給料を増やす方法を考える
  3. 市役所勤務しながら副業の道もある
  4. 定時で帰れる部署なら副業に挑戦する良い環境

人間関係に難がある場合

まず自分と相手のどちらが原因で人間関係が悪くなっているのか、冷静に振り返ってみる必要があります。

自分が原因の場合

  1. 挨拶をしていない
  2. 失敗を隠す
  3. 言い訳をする
  4. ミスをしても謝らない




これを見て「ドキッ」っとしてしまった方は恐らくこころ当たりがあるのではないでしょうか?


これらの要素があるのであれば環境を変えてもハッキリ言って同じです。

あなた自身に原因があるためですね。




だからと言って終わりではありませんよ。

自分の欠点を自覚出来たらなら大きな進歩です。

自覚出来たらすぐさま改めることを意識しましょう!

そうして人間関係を良くしていけば

市役所を辞めずとも解決に至るかもしれませんよ。


相手に原因がある場合

  1. あきらかなパワハラ
  2. 価値観や目標が違いすぎる
  3. お客さんに怒鳴られる
  4. 飲み会や行事等が多すぎる


これらの場合は自分自身でどうこうすることは難しいでしょうね。


しかしここで一度は絶対にトライするべきことがあります。

  1. 「異動の希望を出してみる」
  2. 「話しやすい上司に相談してみる」



異動希望を出してすぐに異動になることはないのですが

市役所は休暇の制度が充実しているため

長めの休暇を取ったのち異動になることも十分にあります。



ですが、実際

「ここまでやる勇気はどうしてもでない・・・」

こう思う方もいますよね。

実際相談するって簡単なことはないですからね。だから悩んでるわけですし。




この段階まで来て初めて人間関係にとらわれない仕事に転職することを検討してみましょう。



最近は多くなってきたリモートワークへの転職もオススメです。

人との関わりが最小限ですむため人間関係のトラブルは絶対に少なくなります。

とにかく

  • 自分に原因があるのか?
  • 相手に原因があるのか?

見極めが大切ですね。

主体性のなさ・やりがいがない

毎日同じことの繰り返しだったり

自分がやりたいことを出来ていないから辞めたいと感じる方は

「では自分は何をしたいのか?」

これを必ず明確にしましょう。



市役所は良くも悪くも異動も部署もたくさんありますから

経験する業務はたくさんあります。

その中であっさり自分にあった業務が見つかるなんてこともあります。



とはいってもやりたいことを見つけるって簡単なことではないですよね。

だからこそ容易に辞めて、次の会社にいったとしても同じことの繰り返しになってしまうことも多いです。

市役所は確かに前例主義が多いので、主体性はないですが

自分のやりたいことがないと、どこの民間企業にいっても同じです。



そして今の時点で

「でも自分が市役所を辞めてでもやりたいことがあるんだよな・・・」

と感じてる方は辞めても大丈夫です。

もちろん、継続した努力は必要不可欠ですが。

時間に縛られたくない

  1. 出勤時間通り通うのが辛い
  2. 残業したくない
  3. もっと自由な時間を増やしたい



主に時間に縛られたくないと感じるのはこの3つが原因です。

ただ、1番目はどこの民間企業でもあることですし

これを改善するにはリモートワークを始めるぐらいしか改善策はありません。


2番目に関しては民間企業に転職することで

残業時間がかえって増えてしまうことも十分に考えられます。

実際私は民間企業を3社程経験してから市役所に入庁しましたが

現在のところ市役所が残業時間が一番少ないですから。


3番目に関しては自由な時間の認識を考える必要があります。

起業したとしても、やるべきことはたくさんあります。

ただしそれが誰にも命令されていない

「自分の意志」で行っている行為になるだけなんですよね。

この行動を「自由な時間」だと感じることが出来るのなら

副業や起業に向かってもうまくいくマインドをあなたは持っています。

「自由な時間」は何もダラダラと生活できる時間ではないことを意識しておきましょう。

妥協できるポイントを洗い出す

ここまで不満点を皆さんに思い返してもらいましたが

その中で

「確かにストレスは感じてるけど、ここなら妥協できる」

といったことを必ず考えてみましょう。

極端な話

給料と人間関係がストレス

でも

「いい人もいるし、話すと楽しい人もいるしな・・・」

「でも逆に給料がすごく気になる!どうしても納得いかん!」

 



こういったケースの場合、あなたにとっての一番の不満点はもちろん

「給料」

になるわけですよね。

不満点が絞られてくるとぐっとその後何をするべきか明確になります。

不満点を改善する方法を試行錯誤する

不満点が明確になってきたらそれを改善する方法を設定しましょう。

こうすることによって

  1. やみくもに転職してしまう
  2. 無駄なスキルを学ぶ
  3. 勢いで起業してしまう

これらを防ぐことが出来ます。

やる理由が自分の中で明確になっていれば、意味もないことなんてしないはずです。

ゴールが明確に見えていないために、とりあえず何かやってみようという考えになってしまうんですよね。

必要であればスキルを身に着ける

不満点を改善する方法を模索していくと

このままでは自分に足りない能力があることがほとんなんですよね。

例えば

自分は自由な時間がないことがわかった!

そしてそれを改善する方法は、IT企業のリモーワークを行っている企業に就職することだとわかった!

だが、そこに就職するにはIT関連の知識や資格が必要だと分った!

こういったケースですね。



もちろん自分がまだ全然わからない知識を習得しなければいけないことも多いですから

もの凄く大変です。

ですが、今自分が置かれている状況を変えたいとなればこの過程は絶対に必要になってしまいます。

何かこの過程をショートカット出来ることを期待していた方はすみません。

これがいらないと言っている人は詐欺師です。

人生に一発逆転ホームランはありません。

逆転ホームランに見える人でも、ホームランを打つために影で努力を積み上げてきていたのです。

それでも市役所を辞めたいと思ったら

厳しい現実を記述してしまいましたが


「厳しい現実を認識した上で、自分は本当に市役所を辞めたいのか?」


これを皆さんに考えていただきたかったんです。

もうこれ以上ないくらいに考え抜いて下さい。

繰り返し自問自答を繰り返して、自分という人間を良く理解していきましょう。

そうすることで自分にとって一番大切なものが必ず見えてきます。

その大切なものを

市役所では実現出来ないと自身を持って言い切れるならば

あなたは間違いなく

「市役所を辞めてもいいんです」


自分で考え抜いた「決断」であれば「後悔」はしません。


周囲の目を気にして自分が望むものも出来ない人生は間違いなくつまらないですよね。

それを40年も続けるなんて、絶対に後悔します。

ですが、リスクを覚悟し自分の人生を生きることが出来れば

「後悔のない人生」を送ることが出来ますから。

市役所を辞める手順

では

「よし!市役所を辞めるぞ!」と決意しても

具体的な手順に迷ったり、心構えがいまいちわかりませんよね。

ここで少し辞める手順を整理してみましょう。

  1. 退職することを直属の上司に伝える
  2. 指示に従い退職届等の提出
  3. 退職日まで職務をまっとうする



シンプルにこの流れを意識するだけで大丈夫です。

退職することを直属の上司に伝える

退職を伝えるタイミングは早いにこしたことはないですが

2~3か月前に伝えると規則に引っ掛かることはまずないです。


話す場所についても出来るだけ

職場の人にきかれない場所が良いですね。

そしてこの退職宣言が一番の難関だと思います。

実際私も退職という経験を3回程しているのですが、何度やっても

「仕事辞めます」

これを言う日の朝は吐気がします。


しかし結論から言うと

「自分が思っている以上に非難されない」

です。


ですから、退職する時は

  1. 何故退職したいと思ったのか?
  2. 自分が今後やりたいこと

これらを自信を持って正直に伝えましょう。

考え抜いて「決断」したあなたなら必ず出来ます。



決断した覚悟は相手にも伝わります。

ですから自分が思っている以上に思いやりのある言葉をかけてくれる方が多いです。

  • 「そこまで考えているなんてすごい」
  • 「働きながら良くそこまで行動した」
  • 「自分だったらそこまで出来ない、立派。」



実際私は職場で好かれるタイプではなかったのですが、これらの言葉をかけてくれる方が多くて正直驚いた部分もありました。



やはりそれだけ覚悟と行動が伴う決断は、言葉に力が宿るのでしょうね。


もちろん何人かは非難する人もいますが、気にする必要はありません。


その人よりもずっと前に、あなたは進んでいますからね。

どうしても言い辛い方は一度こちらの記事を参考にしていただきたいです。

合わせて読む
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指示に従い退職届等の提出

一番難関の退職宣言が終わったら基本的には後は指示を待っているだけで大丈夫です。

昔であれば自分から任意の様式に手書きで退職願等を書くのが主流でしたが

現在では決まった様式の退職届に記入するだけの自治体が多いです。

退職日まで職務をまっとうする

退職するからといって、やるべきことを放棄するのは絶対にやめましょう。

退職日までしっかりと仕事もこなすことで、あなたを応援してくれる方は必ず増えます。

最後は気持ちよく、やりきって退職しましょう。

最後の最後で、批判されて退職なんてことになったら

なんかスッキリしませんよね?

スッキリせずに退職すると必ず後悔します。



ですから、最後まで応援してくれる方への感謝の意も込めてやりきりましょ!

退職日までにお世話になった人に、挨拶に行くのもいいですね。

ただ、心の底からしたいと思った人だけで大丈夫です。


もちろんいない場合はあえてやる必要はありません。

とにかく市役所に「後悔」を置いていくのはやめましょうね。

市役所を辞めたいと思った時の行動のまとめ

市役所を辞めたいと思ったら以下の行動は必ずやりましょう。


ポイント

  1. 市役所の不満点を書き出す
  2. 不満点を改善する方法を探す
  3. 方法に見合ったスキルを身に着ける

もちろん3番目のスキルを身に着けるのは簡単ではありません。

ここが一番大変なんですよね。

だからこそ、仕事を辞められない人も多いんですから。

しかし

スキルを身に着ける

ここをやらないで自分の今後の人生を変える術はありません。



ただ間違いなく言えることは

「自分で決断した行動と選択を伴った人生は後悔しない」

ということです。

それに行動をするとうことは、少なくとも一歩踏み出したということですよね。

  • 一歩ずつ進んで自分の成長を感じながら送る日々
  • 文句を言いながら惰性で過ごす日々

どちらが楽しい人生かは明白です。

ですから行動できたあなたには

今よりもずっと楽しい人生が待っていることは断言しておきます。




私は今、市役所を将来退職することを考えてます。

大人になってから専門学校に入り、苦労して合格を勝ち取った市役所をです。

ですがそんな「過去」は振り返らなくていいと思ってます。

そんなことよりこれからの「未来」です。

未来はこれから変えることが出来ますからね。

そのいっかんとして、こうして今ブログを始めています。

少しずつではありますが、学びや発見で日々自分の成長を感じることが出来ています。

惰性で過ごしていた日々よりも楽しいことは確かです。

ですから皆さんも勇気を振り絞って一歩踏み出して行動しましょう。

皆さんに明るい未来が訪れることを願っています!

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  • この記事を書いた人
ラミヤ

ラミヤ

現市役所職員27歳です。
社会に疑問ばかり感じ転職を繰り返す。
某大手自動車工場勤務→ニート→整備士→公務員専門学校→市役所職員。
市役所勤務とブログの兼業で独立を目指しています。

運営の過程はすべて発信。
社会人からブログでの独立目指している方一緒に頑張りましょう。
テニスとイッヌとの戯れが生きがい。

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