- 「仕事辞める決意はした!よし!明日上司に言うぞ!」
- こうして意気込んで出社しても、いざとなったら言えずに一日を終えてしまう・・・
- 気付いたらもう一か月経ってしまった・・・
- なんとかして言えるようになる方法でもないのだろうか・・・
こんなことで悩んでいる方いませんか?
これはまさしく過去の自分なわけですが。
私は今まで
「仕事辞めます」
この一言を3回言ってます。
ここまで来ると慣れによって4回目もすんなりいけると思われがちですが、そんなことはありません。
あの一言を言う日の朝は必ず吐気を催しますし、前の日は緊張や不安で寝れないのです。
「今日こそ絶対言うんだ!・・・」
と決意してもいざ当日になると心臓がバクバクして言えず・・・
「なんて声をかけていいだそうかな・・・」
なんといいますか、これまでの日常が壊れるのが怖いんですよね・・・
何度体験しても嫌なものです。
でもこの一言が言えないと何も進まないのは事実。
このままではいけないと思い、まずは冷静に自分と向き合って思考に思考を重ねていきました。
そうすることでなんとか
「仕事辞めます」
この一言を自分の中からひねり出し、転職を繰り返して来ました。
そこで具体的に
ポイント
- どういったことを考えたのか
- どういった手順で
こういったことを述べていきます。
少しでも皆さんの退職宣言の力になりたいです。
辞めますと言えない一番の原因は危機感が足りない
皆さんが
- 転職したい
- 仕事辞めたい
こう思った理由はそもそもなんでしたでしょうか。
- 人間関係
- 給料
- スキル
いずれにしても「今」とは違う「明るい未来」が見えていたのではないでしょうか。
- その未来に向かいたい
- 今の現状を変えたい
そう思ったから退職を決意又は悩んでいるのですよね。
これはまさに
このままではいけない!
という強い危機感が生んだ決断だったはず。
「仕事辞めます」
この一言を言うことに必死で、ついついこの根源的な原動力を忘れてしまってはいませんか?
人は危機感を感じていないと、つい楽をしてしまうんですよね。
実際私もあまりにも言い辛いと感じすぎて
- どうやって言おうか
- どの場面で?
- 言い方は?
こんなことばかり考えて、当初辞めたいと感じていた感情や危機感を忘れてしまっていたのです。
これでは本末転倒ですよね。
そしてこの様なことばかり考えていると
- あー言うの面倒だな
- いっそこのままでいいかな
- 今のままの方が楽なのかも
この様に現状維持の考え方になってしまっていたのです。
現状維持は何も考えなくて良いのでやっぱり楽なんですよね。
この様な状態になると全く現状に対する危機感を抱いていないことになります。
こんな状態では仕事辞めますの一言を言い出すことはまず不可能です。
反対に危機感を感じていると
「なんとしてでもやらないと!」
こういった気持ちになりますよね。
皆さんも一度はあるのではないでしょうか?
危機感がもたらず火事場の馬鹿力の様なパワー。
私は学生時代、良く長期休暇中の宿題を最後の一日で終わらせていました。
「このパワーをもっと最初から出せればな」
なんて思いながら。
それほど危機感には人の行動に大きく影響するということなんです。
ですから、皆さんも一度冷静になって
仕事を辞めたいと思った当初の根源的な感情や危機感を思い出してみましょう。
- 一生この会社でいた時の自分の未来は?
- 年老いた後に何が残る?
- 本当に後悔しないのか?
- 自信を持って自分の人生だと言えるのか?
こういった思いをきっと抱いていたはずです。
そうすると嫌でも
「やばい、やらないと」
と思えてくるものです。
言えないのは人の人生を生きているから
- 辞めますと言いたいのに、言った後白い目で見られるんじゃないか?
- 誰かを失望させてしまうのではないか?
そんな思いを抱いていませんか。
ですが、他人の期待に答えるために生きる様な人生はすぐに辞めるのがベストです。
自分の人生は自分のためにあります。
人生1度きりです。
ですからもっと自分の素直な感性に従って生きていいと思うのです。
自分が死ぬ瞬間後悔しませんか?
- あの時素直に自分の道を信じて進むべきだった
- もっと自分の感性に素直になっていれば良かった
あなたがもし、他人の期待に答えるための人生をこれからも送る場合
後何十年自分の好きなことが出来ないのでしょうか。
行動しないといつまで経っても自分の人生に変化は起こりません。
これが厳しい現実なんですよね。
私もいつか時間が経過すれば
「何かが変わっているのではないか?」
この様な気持ちで日々を過ごしていました。
しかし現実は何1つとして変わりませんでした。
ただただ
- 年老いていく自分
- 変わらない現状
これらに焦りを覚えるだけの日々でしたね。
しかし同時に
「このままで自分の人生が終わる危機感」
これを再認識した瞬間でもありました。
ですから他人の目を気にして、他人の期待に答えている暇はないです。
自分の人生をしっかり生き抜きましょう。
言えた後はあっさり終わる
人の目を気にして言い辛いのはもちろんですが
私が今まで転職して来た経験から思うのは
「意外とみんなすぐ忘れるし、気にしていない」
ということです。
ハッキリと意志を持って辞めますと伝えると、引き留めても無駄だと分かるからでしょうね。
それに決断の力は自分が思っている以上に相手に響くものです。
あなたの苦労して導き出した決断の過程は人を巻き込む魅力を既に身につけているものです。
皆さんも一度は経験がありませんか?
SNSなどで
自分はこういった経緯でこういう決断をして実際にそれをやることになりました!
この様に発信している方の発言を見て
「そこまで考えて動いていたのか、すごいな・・・」
この様に感じたことが。
その人の今までの苦労した過程が想像出来て、困難にぶち当たりつつ、挑戦していく姿に人の心が動かされているのではないでしょうか。
今まさに仕事辞めますと宣言しようとしているあなたは、他の人から見れば立派に見えるものなんです。
ですから、辞めますという時は自分に自信を持って大丈夫です。
- どういった思いで?
- 何をしたくて?
- 今の環境では実現出来ない
- だから、挑戦するために辞める
この様な形でハッキリと伝えましょう。
そうすればあなたの決意は必ず伝わりますからね。
私は最初は
- 馬鹿にされるんだろうな
- 理解されないんだろうな
この様に思っていました。
ですが自分でも驚くほど認めてくれる人達が多かったのです。
これは自分でも良い方向に予想外でしたね。
ですから皆さんも、勇気を出して口からひねりだしましょう。
きっと理解してくれる方がいますから。
あなたの決断を小馬鹿にする人は必ずいる
あなたの決断が多くの人へ良い影響を与え、伝わる人も必ずいます。
そして認めて、励ましてくれる人も必ずいます。
しかし、皆さんが心配している様に必ず小馬鹿にする人も現れるのは事実です。
ですがハッキリ言ってこの様な方々は気にする必要はありません。
むしろこちらが気をつかってあげないといけないと思うんです。
小馬鹿にする理由は
- 自分と同じレベルでずっといてほしい
- 自分の人生を否定されている気がして怖い
この2つが大きな理由でしょうね。
馬鹿にする人の心理は非常に憶病な印象です。
挑戦や転職を経験したことがある人は絶対にあなたのことを笑いません。
あなたの決断の過程や挑戦することの大変さを身に染みて理解しているからです。
そして人生1度きり、悔いの無い人生を送ることの大切さを理解しています。
それとは反対に小馬鹿にする人達は
- 人を見下す
- 頑張る人の足を引っ張る
こうして自分の人生を正当化して来た人達なのです。
実は臆病な人達なんです。
どうでしょう?
むしろあなたが気をつかってあげる側だと思いませんか。
その人達に他人の人生を笑う資格はどこにも無いはずです。
それに馬鹿にされようがなんだろうが
少しでも自分の人生を変えようと前に進んでいるあなたとは数年も経てば圧倒的な実力差が開いているはずです。
そりゃそうですよね。
- その場で止まっている人間
- 逆風を受けながら前に進む人間
どちらが成長していくかは明白です。
言い辛いのは人として当然
ハッキリ言って
人間ですから気になるのも当たり前の話ではあります。
人への気づかいや思いやりがこの言い辛さにつながっているのも事実ですから。
他人の目が人一倍気になるのは、あなたが人より慈悲深い部分もあるのでしょうね。
偉そうなことを言っていますが、事実私も完全に気にしないということは未だに出来ていません。
ですがそんな弱い自分をまず自覚して許してあげるのが、行動への近道だったりします。
誰しもが持っている一面でもあります。
「辞めますの一言も言えないなんて・・・」
この様に自己否定する必要は全くありませんよ。
人の目ばかり気にして行動出来ない自分はダサい
ではなく
少しでも行動を起こそうとして詰まっている自分は前に進んでいる
と自分を褒めてあげましょう。
実際に多くの人はこういった辛さから逃げて、自分の将来と本気で向き合うことはしませんよ。
だから、日本はまだまだ転職へのマイナスイメージが強いのです。
でもあなたは今向き合ったからこそ壁にぶち当たってるわけです。
だから気にせず壁を破壊して少しずつ前に進んでいきましょう。
悩みながらも前に進もうとしている人ってすごく素敵です。
カッコイイです。
辞めるの一言をひねりだしましょう
「仕事辞めます」
この一言は言い辛くて当然です。
しかしこれを言わなければ、いつまで経っても前に進むことは出来ませんよね。
ポイント
- 何故退職を考えたのか?
- 今の環境を変えないと、人生後悔すると思った
- このまま人生を終えることに怖くなった
- 退職したその先に明るい未来が見えた
目先の言い辛さよりも
この様な根源的な危機感と希望を思い出しましょう。
皆さんを突き動かす原動力となり、必ず自分を助けてくれますから。
言えないでずるずる時間が過ぎていくと自分の人生は絶対に変わりません。
私もこれで数年無駄にしています。
ですから皆さんには絶対にそういったことになってほしくないのです。
- このまま終えていく人生
- 一瞬の言い辛さ
これらは比較するまでもないぐらい重要度が違いますよね。
他人の人生を生きていては自分はいつまでも幸せにはなりません。
自分がやりたいことを素直に感じ取ってやりぬきましょう。
人は明るい未来を頭に浮かべることが出来た時や、現状に強い危機感を抱いた時に行動に移すことが出来ます。
辞めますと悩んでいる日々や、今の職場環境なんていう
「現在」
これよりも、やりたいことをやっている輝かしい
「未来」
こちらに目を向けましょう。
そうすればおのずと危機感と希望が湧いてきますからね。
前述した通り困難に直面しながらも環境を変えようと悩んでる皆さんはカッコイイです。
一人の人間としてリスペクトしています。
皆さんと同じ境遇を体験した者として、ささやかながら応援しています。
私も今まで何度も辛い時期を乗り越えて転職してきましたが
後悔はしていません。
むしろ、あの時行動出来て本当に良かったと思っています。
自分の未来を多少なりとも変化させることが出来たのですから。
皆さんも明るい未来を自分の力で勝ち取ってやりましょうね!
そして悔いの無い人生をお互い歩んでいきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。